スプラトゥーン2に登場するギアブランドの元ネタについて紹介しています。
パンクなデザインが多いアナアキのブランドに関して紹介していきます。
アナアキについて公式の紹介文
スプラトゥーン公式Twitterにて各ブランドのコンセプトが紹介されています。
アナアキについてのツイートはこちら。
近年、台頭してきた新ブランド「アナアキ」。
カウンターカルチャーとして、パンク要素を取り入れたアパレルを展開しており、手刷りのTシャツをはじめ、手の込んだカスタムを施したギアたちは独特の雰囲気を醸し出している。
熱狂的なファンも多く、今後の展開が楽しみなブランドである。 pic.twitter.com/gVVLWjMnqk— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) May 3, 2017
アナアキの元ネタはセデショナリーズ
画像出典:スプラトゥーン公式Twitter
さっそく結論から言いますと、アナアキの元ネタはSeditionariesというロンドンのブランドです。
パンクスタイルの原点・ルーツになったブランドとして有名です。
Seditionariesについて
セックス・ピストルズという有名なパンクバンドをプロデュースしていたのがセディショナリーズ。
- チェック柄の細身なパンツ
- ボロボロに敗れたガーゼTシャツ
- つぎはぎ部分に安全ピン
など、パンクの代名詞であるスタイルを作り上げたのが、創設者ヴィヴィアンです。
ブランド名『アナアキ』名前の元ネタ
セックス・ピストルズの名曲『anarchy in the uk』から取られたものであると思います。
そもそもAnarchyという言葉の語源には、「国家政府を望ましくない、有害だ」と考える思想や哲学の”アナキズム”から由来しています。
日本のロックバンド『アナーキー(亜無亜危異)』という説もあるようですが、アナーキーのバンド名の元ネタはピストルズの楽曲から取られています。また、アナーキーのバンドのファッションはUKパンクではなく、日本のヤンキースタイルが主です。ジャパニーズパンクロックの代名詞です。
『アナアキ』ロゴの元ネタはサークルA?フリーメイソン?
アナアキロゴの元ネタは『サークルA』や『フリーメイソン』あたりかと思っていたのですが・・どうやら違うようです。(ニュアンスで要素は入ってると思いますが。)
- サークルAはアナキズムのシンボルマーク
- フリーメイソンは友愛団体のシンボルマーク
どちらも社会へのアンチテーゼのロゴでパンクの精神とも結びつきが強いのでピッタリだと思っていましたが・・
ロゴの元ネタは“洗脳されたアオリ“と公式が紹介
“Splatoon展 at タワーレコード”にて、
「ヒーローモードに出てくる、洗脳されたアオリちゃんのロゴとしてデザインしていた物が、いつの間にかアナアキのブランドロゴに出世していた」
と紹介されていました。
確かに、アオリのAだったり、左右に伸びた線は長いツインテールっぽかったり・・。
Seditionariesとヴィヴィアンウエストウッドの関係
まとめに入る前に、ファッションスタイルの話に戻ります。
「パンク」「ヴィヴィアン」というワードでピンときた方もいるかもしれませんが、Seditionariesはヴィヴィアンウエストウッドの前身ブランドです。
(管理人はVivienneWestwoodが大好きなので(元レッドレーベル店員)、ウキウキしながら記事を書いています。)
ちなみに・・
セデショナリーズのアパレルは1970年代に短期間のみ販売していたブランドのため、希少価値が高く高値で取引されています。
今は666という日本のパンクショップがSeditionariesの名作を公式で復刻しているため、現在出回っているものはレプリカ品がほとんどです。
スプラトゥーンがきっかけで本格的にパンクファッションを着たいと思った方は、当時のSeditionariesを手に入れることは難しいと思いますが、復刻品を手にしてみるのはいかがでしょうか?
最後に
スプラはWiiUからプレイしていましたが、今回新ブランドが沢山発表されて、ストリートファッション好きの私は大興奮の作品になりました。
まずは一番思い入れのあるブランドSeditionaries、vivienne westwoodの関係からアナアキを紹介させていただきました。
あくまでも自身の考察ではありますが、楽しんでいただければ幸いです。
人気が出れば全ブランドシリーズ化して記事にしたいと思っています。