セーラームーン世代って何年生まれ?原作・アニメ・ドラマ…あなたは何世代に当てはまる?

『美少女戦士セーラームーン』から、”セーラームーン世代”という言葉をよく耳にするようになりました。

実際セーラームーン世代というのは何年生まれ?何歳?と思ったことはありませんか?

セーラームーンの歴史は長く、漫画・アニメ・ミュージカル・ドラマなど様々なメディアで取り上げられてきました。
幅広い年代の方が、『セーラームーン世代』に当てはまります。

今回は、メディアに取り上げられていた年代とその当時のターゲット年齢年齢から、
それぞれのコンテンツごとの”セーラームーン世代”を算出してまとめました。

もちろん、ターゲット年齢と異なる方もたくさんいらっしゃると思いますが、
一つのめやすとして自身がどの世代のファンか確認してみてください。

原作漫画世代

1977年~1991年生まれの方

原作漫画が連載されていたのは、1992年2月号から1997年3月号まで。

当時のなかよし購読のターゲットは小学校入学~中学生までです。

連載時期が長いので最初から最後までリアルタイムで読んでいた方はこの中でも限られてくるかと思いますが、
非常に幅広い年齢の方に親しまれてきたことがわかりますね。

アニメ世代

アニメ世代に当てはまるのは、1984年~1993年生まれの方

アニメが放送されていたのは1992~1997年。

アニメのターゲットは幼稚園~なかよし本誌購読世代まで。
年代を幅広くカバーしていました。

おもちゃを購入して”ごっこ遊び”をしていたのは、
現代でいうプリキュアを見ている年齢の未就学児~小学校低学年までの年齢が多かった印象です。

放送が開始してからは、いわゆる『マニア人気』にも火がついてアニメ好きの大人の代名詞にもなる作品でしたが、
今回は、そのあたりは省かせていただきます。

アニメ再放送世代

アニメ再放送世代は、1994年-2001年生まれの方

アニメ再放送が放送されていたのは2000年~2003年まで。
無印からSsまでの166話の放送でした(スターズは版権問題で放送不可でした。)

ターゲットは”ニチアサタイム”。完全に未就学児向けの放送です。
おもちゃの再販もあり、

実写ドラマ世代

2002年~1993年生まれの方

ドラマが放送されていたのは2003~2004年。
女児に向けた特撮ドラマで、女の子向けの戦隊ドラマ・仮面ライダーなどの位置づけでした。

未就学児向け雑誌でたくさん取り上げられていましたので、
ターゲットは未就学児~小学校低学年くらいだったのだと思います。

セラミュ世代(バンダイ版)

1983~2003年生まれ

バンダイ版セラミュの公演は1993-2005年まで行われていました。

公演場所は東京が中心でしたが、大阪、神戸、北海道、福岡など地方公演のある回もありました。

DVDを見返すと、観覧客は圧倒的にお子さん連れが多かった印象です。

キャスト別の世代にも言及しようかと思いましたが、長くなりそうなので今回は省きます‥

セラミュ世代(ネルケ・乃木坂版)

ここからは『世代』というのはおかしな感じがしますね。笑

2013年にセラミュが復活する!というお知らせがあってから現在まで、
公演箇所が少ない点やチケットの価格から、20~30代がターゲットだったと思います。

ネルケの公演は私も見に行きましたが、ほとんど同世代の女性ばかりだった印象です。
(男性もちらほらいらっしゃいました)

まとめ

いかがでしたでしょうか。最年長は1977年生まれ、最年少は2003年生まれ。
世代によっての印象はかなり変わってくると思います。

今はセーラームーンを見て育った女性が子供を産み、二世やクリスタル世代という新しい世代成長しているころだと思います。

学生時代に原作を読んでいた世代の印象では宇宙や宝石等、
少女が背伸びした憧れ”がたくさん詰め込まれたオトナな少女漫画だと思いますし、
幼稚園や小学生のころにアニメをみて育った世代からは、戦うヒロインの代名詞だと思います。

実際の内容は子供や小中学生には理解しがたい陰鬱な恋愛模様だったり、宇宙規模の壮大なSF要素も盛り込まれているため、
大人になって読み返しても非常に深く読み応えのある作品です。

”敵キャラは愛に破れた女性で、ジェラシーや憎悪から恋敵であるセーラームーンや取り巻く世界を陥れようとする。”
毎シリーズに共通したテーマで、大人になって読むといたたまれない気持ちになります。
これは子供にはなかなか理解出来ない感情だと思います。