【香水レビュー】イングリッシュ ぺアー & フリージア/ジョーマローン

ジョーマローンの”イングリッシュ ぺアー & フリージア”を購入したので、購入レビューや口コミを探している方の参考になればと思い記事にしました。

香水の中でも軽いコロンで、さわやかな男女問わず付けられるユニセックスな香りが特徴です。

イングリッシュ ぺアー & フリージアの香り・ノートについて

『イングリッシュ ぺアー & フリージア』のノートの流れは以下の通りです。

トップノート:ペアー、メロン

ミドルノート:フリージア、ローズ

ラストノート:ムスク、パチョリ、アンバー

名前の通り、ペアー(梨)とフリージアのフローラルがメインになった香りです。

甘酸っぱくさわやかでフルーティーな香りが特徴的で清潔感が溢れます。

次では、ノート別に香りの感想をしていきますね。

トップノート【イングリッシュ ぺアー & フリージア】

香料:ペアー、メロン

 

トップノートはあまずっぱい梨のフレッシュな香り!
混ざり気のない純な果物そのものの香りです。

メロンの香料も入っているのですが、あまり感じられません。
ウリ特有の青臭い香りは無いのでご安心ください。

 

甘みのある梨の香りですが、この甘さはメロンが入っているからかもしれませんね。

フルーティーな香りですが、爽やかな甘さなので真夏でも気兼ねなく使用できる、リフレッシュに最適な香りです。

鼻に残らない香りなので、男女問わず万人受けすると思います。

ミドルノート【イングリッシュ ぺアー & フリージア】

香料:フリージア、ローズ

30分ほど経過してミドルノートでは、ペアーの爽やかさは残しつつ、フリージアと少しのローズが前面に出てきます。

 

フリージアは小さく可憐なお花で、キンモクセイの香りに似ていますが、甘みをもう少しだけサッパリさせたような春夏にぴったりの香りです。

メインのフリージアに少しだけ添えられたバラの香りが、甘く爽やかなだけでない、上品なフローラルにまとめられています。

 

個人的には、いつも通っている美容院のトリートメントの香りに感じました。
清潔感・フルーティー・さわやかさ 全て兼ね備えた大好きな香りです。

トップ~ミドルノートだけで考えると、ジョーマローンの香水の中ではダントツで一番好きです。売り上げ一番人気が伺えますね。

ラストノート【イングリッシュ ぺアー & フリージア】

香料:ムスク、パチョリ、アンバー

ラストノートはムスク、パチョリ、アンバーの香り。

 

ラストノートの一番メインに広がるのはムスクの香りに感じます。
ムスクは丸みのある落ち着く香りです。ベビーパウダーのような、安心感と温かみのある香り。

アンバーはバニラ系の甘い香り。ムスクと相性抜群でほんのり甘みが出てきます。

パチョリはハーブで、少し苔のような土っぽい香りが特徴です。
こちらの香水にはアクセントとしてごく微量だけ配合されています。

パチョリが苦手な方は注意!

 

正直にお話ししますが、私はパチョリの香料がとても苦手で…
雑草をすり潰したような香りがほんのりツンと残るので、ラストノートだけはごめんなさい。
苦手な香りなので感じ取りやすいのですが、配合量はごく微量です。

SNSのレビューを読んでいても、ラストノートのパチョリは賛否両論なようです。
こちらの商品はコロンなので、ラストノートが香る頃はかなり弱まった香りになります。「普段はパチョリが苦手だけどこの香水は気にならなかった」という声も沢山見かけました。

確かに私も、他のパチョリ香水に比べるとかなりほんのり香るパチョリだと思います。

モンパリのラストや、MissDiorオーデトワレのラストが苦手な方は少し注意した方がいいかもしれません。

トップとミドルは大好きなので、私がこの香水を使う時はかならず持ち歩き用のアトマイザーを用意して、ラストノートが香りだす前に追加プッシュをしてパチョリを回避しています。

香りの持ち・持続時間について

『イングリッシュ ぺアー & フリージア』はコロンなので、香りは長く持ちません。

トップからラストまで、3時間程度香りを楽しめます。
4時間ほど経過すると、鼻を近づけてもほとんど香りは感じられなくなります。

ジョーマローンのコロンはどれも、スピーディに展開する香りの変化を楽しめる香水です。

一日香りを楽しみたい方は、外出先で付け直す必要があります。

おすすめのプッシュ数

おすすめのプッシュ数に関してです。

香り自体はかなり柔らかく薄い香りです。トップの30分以降はほのかに香る程度なので、
上半身の場合は2プッシュ。足元等であれば3プッシュしても大丈夫だと思います。
その後香りが薄れてきた後は、3-4時間置きに1プッシュずつ追加しましょう。

ミドル~ラストは、かなり至近距離に近づかない限りは分からないほど柔らかです。

「周りには気づかれたくない。ふとした時に自分だけが癒される」ような使い方であれば、胸元~おなかあたりに1プッシュがおすすめ。
服がふわっと動く動作の時だけ、首元から香りが漏れて自分のみが楽しめます。

ラストノートでは好き嫌いが分かれる【イングリッシュ ぺアー & フリージア】

ジョーマローン香水の中で売上が一番なのがこちら『イングリッシュペアー&フリージア』です。

ラストノートの解説の際にも触れましたが、
ラストノートのパチョリがかなり好き嫌いが分かれる香りなので、
「トップとミドルは大好きなのにラストだけはどうしても受け付けない…」という方もいるのが現状。

同シリーズの他の香りで人気なのは、「ブラックベリー&ベイ」「ネクタリンブロッサム&ハニー」。
2番手争いを繰り広げているこの2種類はトップからラストまで『癖のない香り』なので、よければこちらも参考にしてください。

ブラックベリーアンドベイは、『ベリー』『グレープフルーツ』『温泉のもとの森林の香り』。
フレッシュで爽やかなフルーツ香りから始まり、ほっとする香りで終わります。

ネクタリンブロッサム&ハニーは、『桃』『カシス』『ベリー』『はちみつ』。
ジューシーに弾ける白桃の香りから始まり、甘くやさしいはちみつの香りで終わります。

まとめ【イングリッシュ ぺアー & フリージア】

ジョーマローンの”イングリッシュ ぺアー & フリージア”の購入を検討している方への参考になれば幸いです。