レーザーで行うシミ取りの中でも一番厄介である、ADMの治療のため照射してもらいました。
（厳密にいえばADMはシミではなく痣の扱いとなりますが…）
どのレーザーが一番私のシミに反応するのかを確認するため、
それぞれ別々のシミへ複数のレーザーを試してもらいました。
痛み・シミへの効果ランキング
痛みの強さとシミへの効果についてランキング形式で発表していきます。
痛みや効き目には個人差がありますし、私が施術して貰って感じたままに記入しています。
『こういう人もいたんだ』と参考程度に見て頂ければ幸いです。
レーザーを受けた時の痛みかたなど、詳細については下記に記述していきます。
痛みの強さ（痛い順）
- V-beam
- YAGレーザー
- Qスイッチルビーレーザー
シミへの効果（反応が大きく出た順）
- Qスイッチルビーレーザー
- YAGレーザー
- V-beam
各レーザーの痛みの強さなど詳細について
V-beam、YAGレーザー、Qスイッチルビーレーザー
３種類それぞれのレーザーを当てたときの痛みの強さについて詳しく説明します。
麻酔について
麻酔はなしの状態で照射してもらっています。
理由は、先生に「当院では注射での麻酔になるため、レーザーの痛みより注射の痛みの方が強い」と言われたからです。
私は頬上部のシミを治療する予定でしたが、頬への注射は特に痛みが強く出るとのことでした。
（注射は骨に近いほど痛みが強いそうです。）
塗るタイプの麻酔であれば完全に痛みなく行えたかもしれません。
麻酔を検討される方は、この点も考慮して臨むのがいいかと思います。
YAGレーザーの痛みについて
一番初めにヤグレーザーを照射してもらいました。
ヤグレーザーは、３種類の中で痛みは２番目。
1つのシミに対して1回『バチン』という音とともに照射されました。
痛みの大きさはよく表現されている通り『輪ゴムではじかれる感じ』が一番近いと思います。
痛みには弱いので、照射するまでは「輪ゴムって言ってもどのくらい思いっきり引っ張るかによって全然違うし…」と不安でしたが、
全然大丈夫です。涙はまったく出ない程度ですし、痛みより大きい音でびっくりした！という感想です。
ただ、レーザーの照射の痛みよりもそのあとのヒリヒリ感の方が個人的には嫌でした。
レーザーを打った後は少し赤くなって、ヒリヒリが2時間ほど続きます。
その後は”触ると痛い”という状態が寝るまで続きましたが、翌朝には全く無痛です。
V-beamの痛みについて
1つのシミに対して2回『バチン・・バチン！』という感じで照射。
一番痛かったのがこちらです。（同じ場所に連続で２ショット打ってもらいましたが、１回目と２回目の痛さは同じでした）
痛みやその後の経過はYAGレーザーとほぼ同じだと思います。音もヤグレーザーと同じ感じでした。
ただ、照射の痛みが強かった。と言っても我慢出来る痛みですし一瞬です。
ヤグレーザーが、『輪ゴムで軽くはじかれる感じ』だとすると、
V-beamは『更に５㎝伸ばした輪ゴムではじかれた感じ』でした。
Qスイッチルビーの痛みについて
- 私のシミへは一番強い効果が期待できる
- ダウンタイムが一番長くなるし目立つ
と言われたQスイッチルビーレーザー。
やっぱり一番痛いのかな…とびくびくしていたのですが、
レーザー照射の痛みのなさにびっくり。
１つのシミに対して、『パチ パチ パチ 』と、細かく連続で5,6ショット打ってもらいました。
ショット数はダントツで多かったものの、一回一回は痛みも音も軽い感じです。
痛みの強さを例えるなら、髪の毛一本を抜くよりも痛くないです。
びびっていた割にあっけなく終わってしまった感じでした。
全然我慢できます。というかこれは“痛かった”には入らないレベルでした。
照射後15分くらい経つと軽くヒリヒリしてきます。
レーザーでやけどを負わせたのでヒリヒリが出るのは当たり前といえばそうなのですが、
レーザーを当てると同時に、装置から冷却ガスが出るのでしばらく痛みが鈍っているそうです。
冷却ガスで神経が鈍っている数分は感じられなかったヒリヒリが、少し後から出てくる感じですね。
照射後のヒリヒリ感は2-3時間くらいでなくなりました。
お昼ごろに照射して、夕方には完全に痛みはありません。触っても普通の皮膚と同じ感覚でした。
ヒリヒリ感の痛みの強さはどのレーザーも同じです。
ただ、痛みがやむのは３種類のなかでこちらのルビーレーザーが一番早かったです。
まとめ・シミ取りレーザーをするか迷っている方へ
ADM以外にも通常のシミやそばかすでレーザー治療を検討している方は多いと思います。
シミ取りレーザーをしに行こうか迷っている方、
シミ取りしたいけど、痛いのが怖くて不安な方の参考になれば幸いです。
私が言えることは、思ったより全然痛くないのでもっと早くいけばよかった！と強く思いました。
ダウンタイムの一週間さえ確保できるのであれば本当におすすめしたいです。今までずっと悩んでいたのが晴れてとても嬉しいです。
私はダウンタイム中に会社の休みは取れませんでしたが、このご時世なのでマスクをしての出勤が当たり前だったので、
誰にもばれずに治療を終えることができました。
食事を他の人と一緒に取るなど、マスクを外す機会がある方には隠し通すのは難しいかもしれませんが、連休前などに試してみるのはいかがでしょうか。
