長年治らなかった唇の乾燥・荒れ・かゆみを治してくれた薬!【その1デルモゾール編】

唇のかゆみ・荒れ・乾燥に悩まされている方へ

生活習慣の変化をきっかけに、1年半ほど唇の乾燥を中心に荒れやかゆみが続き悩まされていました。
長い間通院し、様々な薬を試してやっと症状が緩和されてきたので、今までの奮闘記として記載していきます。

転職後始まった”治らない唇の乾燥”

私が唇の荒れに悩まされるようになったのは約1年半前の冬。
前職から転職し、夜勤の仕事を始めたことがきっかけです。

もともと札幌に住んでいましたが、東北に引っ越すことが決まり転職。
5年程前にも夜勤の仕事をしていたので(3か月の短期アルバイトでした)大丈夫だろうと思い
給与に惹かれて夜勤の仕事を選びました。
事務仕事メインで、少し機械をいじることがあるので動きますが働きやすい環境でした。
勤務は23時から翌朝7時まで。完全に昼夜逆転の生活です。

勤務を始めてから3か月ほどで唇の乾燥が気になるように。
リップクリームを何度塗りなおしても、内側から乾燥してくるような感覚。
仕事中も気になるほど乾燥することも多かったので、口紅を塗るのはやめることに。

それまでは唇の保湿は朝晩のスキンケアとメンソレータムのリップ。
口紅は色々買っても合わなくて荒れることが多いので昔からdiorのものを愛用していました。

口紅をやめてみると、乾燥は徐々に回復してきました。
たまに出かける際に口紅をつけると翌日からまた何日も乾燥してしまうので完全に塗らなくなりました。

半年の昼夜逆転生活。唇のかゆみと荒れがピークに。

更に2、3か月後。転職し昼夜逆転の生活を初めてから約半年が経ったころです。
相変わらず口紅を塗ると乾燥が酷くなるので、化粧の際は口紅は塗らず。
乾いてきたらメンソレータムのリップを塗りなおしていました。

急激に唇がかゆくなり確認すると、ちいさなぷつぷつが唇全体に出来ていました。
かなり小さな水膨れのような感じで、爪で触ると中に水が入っているのがわかります。

口唇ヘルペス持ちなので、ヘルペスも疑いましたが明らかにいつもとは違う様子。
とにかくかゆい。駄目だとわかっていても触ってしまうほど。

その日は仕事があったのでかゆみと格闘しながら一日を終え、翌日皮膚科へ。
お風呂に入っても、歯を磨いても、寝ている時までも唇がかゆかったのは生まれて初めて。

初回・皮膚科の対応と処方薬について

皮膚科へ行き、転職後から唇の乾燥があり昨日からかゆくて仕方ないと話すと、
その場で「デルモゾールG軟膏」を塗ってもらいました。
この頃、昼夜逆転のせいで肌荒れにも悩まされていたのでそちらについても報告。
(肌荒れに関してもまた後日記事にする予定です。)

事務所に加湿器がないことから、乾燥性の肌荒れでしょう。とのこと。
乾燥して肌の水分量が少なくなったことから荒れやかゆみが起こるのはよくある事なのだそう。
特に書類・紙をたくさん使用したり、コピー機を使っている場所は乾燥しやすいので、
可能であれば加湿器を置く、マスクをして乾燥を防ぐなどで対策をしましょう。

薬をもらって、2週間後様子を見せに再診に来てくださいと言われ帰宅。

処方してもらった唇用の薬

  • デルモゾールG軟膏
    唇のかゆみ止め薬。
    使用回数が多くなると良くないので朝起きて歯を磨いた後と、夜寝る前の2回以上は使わない。
    症状が良くなってきたら、一日に一回かゆいと思った時に塗る。かゆくない日は使わない。
  • スレンダム軟膏1%
    湿疹などにも使われる薬で、唇のカサカサを直すもの。
    ステロイドは入っていないので、一日に何回でも塗ってOK。
    荒れたりカサカサしている時にリップクリーム代わりに使ってくださいとのこと。

こちらの二点。
デルモゾールは保湿力もあり、一度塗るとずっとテカっているので塗り直し用のスレンダムはほぼ使用せず。
デルモゾールの効果で、塗った直後はその部分が熱を持つような感じになり、かゆみはすぐに消えます。

ほぼデルモゾールのみの使用で、3日もするとかゆみはなくなりました。
かゆくなくなるとすぐ水膨れも収まり、元通り。

相変わらず乾燥は続くので、気になるときにスレンダムを塗りなおします。
朝歯磨きの後と毎食後、寝る前は必ず。それに+αで気になるときに数回塗りなおし。
一日に6-10回ほど塗っていましたが2週間以内には改善されませんでした。

その2へ続きます。