大阪にある宿泊施設「ジャコテルアパートメント難波」で宿泊してきた話です。
私はbooking.comから予約したのですが、ホテルの詳細情報が少なく、宿泊日まで心配しながら過ごしました。
口コミやレビューも少なかったので、泊まろうか迷っている方の参考になれば幸いです。
私がこちらで宿泊を決めたのは何と言っても大人数宿泊が出来る点と金額です。圧倒的に安かった!
今回の旅行プラン
ざっくりと今回のプランと希望はこんな感じ。
-
- 4月上旬の土日、1泊2日の大阪旅行。(初日は午前中から大阪観光、二日目はUSJへ。)
- 移動は車。
- 宿泊人数は6人。(20代後半の男性5人、女性1人のグループ)
- できるだけ格安で泊まりたい!でも漫画喫茶泊は嫌。
- 数部屋とって分かれてもいいけど、出来れば大部屋でわいわいしたい。
- 歩いてなんば付近まで行けるとなおよし
色々なホテル予約サイトを調べたところ一番安かったのが「ジャコテルアパートメント難波」。
最大一部屋8人まで宿泊可能だったのと、”ラスト1部屋”との表示があったので予約しました。(予約日は3月1日。一週間前までは無料で予約キャンセルが可能でした。)
ホテルの情報が出てこない
“ジャコテルアパートメント難波”という宿ですが、検索してもレビューがあまり出てこないんですよね。電話番号すらもヒットしない。
他に大人数で泊まれるホテルも見つからなかったしbooking.comの評価はそれなりだったのでまあいいだろう、と予約しました。
電話対応
旅行日の一週間前。準備の際にbooking.comのサイトを確認したら、アメニティの記載がないので電話番号を検索しました。
が、検索しても電話番号が出てこない。
「もしかして」、と思って確認した予約完了メールに電話番号が記載されていたので、そちらへ電話。
出たのは明らかにカタコト日本語の外国人・・。「いや安いホテルだから外国人バイトかもしれないし、わからんぞ。大丈夫大丈夫」と自分に言い聞かせました。
確認事項は以下の3つ。
- アメニティ
- 駐車場
- チェックイン可能な時間
「(まず名前を名乗ってから)アメニティはなにがついているか教えて下さい」と質問しました。
「予約出来ているか名前と日付を確認シマス」と言われて保留音の中5分ほど待ちます。長い。(この待ち時間めちゃくちゃ不安でした)
「”フルネーム”さんは予約出来てたよ!ダイジョブ!来週きてネ!」
そのまま電話を切ろうとされたのを慌てて止めて、出来るだけ簡単な日本語で確認。何とか回答してもらえたのですが、あまり話したくない様子が丸わかりで…
とりあえずお返事をいただけたのはこんな感じ。
『ホテルで貸してもらえるものはありますか?』
→タオル(…しか確認できませんでした。日本語って難しいですね。)
『駐車場はありますか?』
→ない。近場のコインパーキングに止めてください
(調べたら徒歩2.3分の場所に何件かパーキングはあったので、停められない心配はないです。)
『チェックイン時間』
→その日の朝からOK。
これは大丈夫か・・?という気持ちもありましたが、一週間前なのでキャンセル料が発生するためそのまま予約続行します。
宿泊当日
当日朝の9時ごろにホテルに到着。
まず荷物だけ置かせてもらおうとチェックインしました。
車は近くのコインパーキングに駐車しました。徒歩1分のすぐ近くです。
ホテルの場所は何というか…路地。
お世辞にも綺麗とは言えない場所で、建物の構えもホテルとは言い難い…ビルのような入り口。そして、Jakotelと掲げた看板の下にハングル文字。
中に入ると一階で謎の言葉で談笑している若者たちが10人ほど。おそらく韓国か中国の方だと思います。アジア顔でした。
一階に置いてあるものはほぼ全て日本語は見当たらず。壁に貼ってある注意書き?などもハングルと中国語(おそらく)のものばかりでした。
受付の場所がどこかよく分からないし、この方たちはお店の人なのかどうかも分からないのであたふたしていると奥から人が「こんにちは」。またもやカタコトでした。
「本日予約している〇〇です。」と伝えると確認しに戻ってくれて、「お部屋こちらデス」と出てきたのはさっきと別の方。さっきの人は誰????
私たちは2階へ案内されて、この後は自由に出入りOKとの事。
部屋の入口は引き戸のみで鍵などはなし。
部屋は2段ベッドが4つあり、奥に荷物置きのスペースがありました。
8人がまとまって談笑できるようなスペースはないので、基本自分のベッドの中で過ごす事になります。
たとえるなら、うーん。小学校の野外学習で一泊したコテージのような。セキュリティは全くなしです。
荷物は置きっぱなしで外に出てもいいと言われましたが、ほかの宿泊客でも誰でも入れそうな空間だったので念のため車の中に入れっぱなしにしました。
(日本人がいれば多少安心したかもしれませんが、私たち以外の人全員が外国人だったので、トラブルがあったときに困ると思い‥自衛です。)
部屋の手前(廊下というかなんというか…)に洗面台とトイレ、お風呂があります。2階の他の部屋の人と共用とのこと。
洗面台にはドライヤーと鏡のみついています。歯磨きセットなどはないので持参して下さい。
騒音
大阪旅行を満喫し、夜にホテルに戻ったあとの話です。
相変わらず1階には大勢の外国人。
2階の私たちの部屋以外にも人の気配は感じましたが、どんな人がいるのかまでは分かりませんでした。
6人ともお風呂を借りたので夜なかなかの時間を占領していたと思いますが、誰ともはちあうことはなく。
ちなみに、お風呂の後のタオルは声をかけたら貸してもらえるとの事でした。
が、私は一応家から持って来ていたので使いませんでした(なんか怖かったので。笑)
お風呂は正直綺麗じゃないです。カビも目立つ感じで、漫画喫茶にあるような1人立って入るのがぎりぎりのシャワー室でした。
検索すると近場に銭湯があったので、衛生面が気になる方はそちらを利用するのもいいと思います。
私たちもお風呂を確認した瞬間に考えたのですが、遊び疲れた体力の限界でこれ以上出かける気力はありませんでした。
就寝の支度も整いそれぞれがベッドに入り電気を消しましたが、
おそらく1階の人たちのどんちゃん騒ぎがかなりすごかったです。
何語か分からない言語で大盛り上がりしている感じ。
ふざけて何かを言って、みんなで大爆笑。という感じが少なくとも深夜2時ごろまでは続いていたように思います。
うるさいなと思いながらも日中の疲れもあって就寝はできましたが、繊細な方だと気になって無理かも。
チェックアウト
翌朝片付けをして1階に降りてチェックアウト。
1階には昨晩の例の集団、楽しそうに騒いでいました。
チェックアウトはスムーズでした。
帰りますと伝えると、お会計をしてくれたので支払いして帰宅。
支払いも人数で分割してお会計してくれました。
まとめ
正直初めての体験の連続だったので、なかなか心が休まりませんでしたが、いい社会経験にはなったと思います。
正直予約サイトに「外国人向け」などの詳細が書かれていたら宿泊することはなかったと思いますが…。
予約サイトでは「ホテル」扱いになっていましたが、おそらくこちらはゲストハウスのような感じだったのではないかと思います。
「ジャコテルアパートメント難波」。確かにホテルなんて言ってないですもんね。
1階はいわゆるゲストハウスのリビングルームなのかな?といった感じ。
部屋はそこまで汚くありませんでしたが、シャワールームは少し注意が必要です。
寝具も中国人・韓国人独特のにおいなどは気になりませんでしたし、キチンと洗濯され、きれいだったとは思います。
とにかく格安ですし、値段を考えると文句はありません。
気になっていた方は行ってみてください。